著作権保護期間延長について読んでみた(考えてない

(・ω・)つ「本の滅び方――保護期間中に書籍が消えてゆく過程と仕組み」
http://thinkcopyright.org/tanji-book.pdf


読んでみた。

「未来を考えるに適当なサンプルではない」

(著述したタイミングを考えると致し方ないのだが)、「青空文庫登場後」「電子書籍元年以前」という、2014年現在から考えると予見するのに妥当なタイミングとは言えない時点がスタート地点になっている。「個人作家が巨大流通に維持コストほぼゼロで著作を垂れ流しにできる」現在を起点に1度考え直す必要がある。なにせ基本的に廃版も絶版もないんである。

「推してる人と書いてる人の言ってることが違う」

前述したように、著作権の保護期間中は国民や一般ユーザーによる無許諾の複製・伝達・翻案・翻訳・二次創作などは違法行為として排除される。

これは保護期間が外れれば、「無許諾の複製・伝達・翻案・翻訳・二次創作などは違法行為」でなくなる、と読める。

著作権保護期間」について念のため説明しておくと、著者の死後、保護期間が切れて失われるのはいわゆる財産権(複製権や翻案権など)だけで

というわけで、後者が正しいのならば考えもあるかなぁと思うものの、前者で明快に否定されてるわけで、正直どっちの話を聞けばいいんだかわかんない。なので前者、後者共に真偽判定保留という形。

雑感

まぁ、面白い解説があったら教えてください(・ω・)ノ