血栓3

さくらさんは順調に回復しまして、入院二日目にはもう歩行している、三日目にはちょっとづつだが食べている、という状況で、木曜日(四日目)に午後休取ってお見舞いに行きました。会ったときはやはり退屈そうではあったんですがしっかりとアイコンタクトができて、それ(飼い主)よりも外が気になる、という風でした。おそらく薬を入れるための鎮静剤(かなにか)が効いていたのだと思います。すくなくとも「ご主人様と感動の再会」などという、ぼくとさくらの関係からは程遠いイベントはありませんでした。それでも自分でちゃんと立ってる、歩いてる、ということには感極まるものがありまして。

そして、金曜日に先生と電話したところ、まぁ退院の相談もしたいので、ということで、保険の書類等々をもって土曜日に面会に行きました。土曜日は前回よりも意識がはっきりしていて、飼い主が来た犬らしいしぐさもみせてくれ、先生が言うには入院生活がストレスになっているようだ、とのこと。ベッドとフロアの間を飛ばないとならないが大丈夫か、一日家を空けることがあるがペットシッターさんの当てがある、等々話して退院、となりました。