今後の話

せっかくKADOKAWAの仕様書を読んだので、自分の手で試してみたいと思ってます。簡単かつ自分が嬉しそう、ということで、写真ページをSVG化するのがよさそう。ターゲットとしてはマーチ!のどっちかで様子を見るつもり。自分としては×2のサポーター席の画像から縁が取れたら、という思いがあるので、×2の方を先に触って試してみる、というのがいいかな、と思ってます。


パラレルのマルチタッチブックは、KDPセレクトの縛りが取れ次第、ASAP対応と考えています。7/11が期間終了になるので、7月1週にiBooksに登録するとだいたいいい感じに審査が終了する感じ(・ω・)


僕はマルチタッチブックの思想(楽に楽しく、かつデバイスを絞って書く人の安心を確保する)が好きなので、しばらく無料にしてマルチタッチブックを試してもらうネタにしたいと思っています。


数を追うならEPUB/マルチストアが現状の解、というのは理屈ではわかっています。でも、僕は自分が作りたい物をシュリンクして数を追うことを(それが本業ならともかく)同人活動ではやりたくない。そういう「不自由」「制約」を意識しながら作るより、「うっひょーこんなこともできる、これはおもしれー」と楽しんで作る方が、趣味的に電子書籍作りたい人には伝わるんじゃないかな、と思う、という部分もあります(・ω・) ただ、それでゴリゴリやった結果、読む人に自分の思った表現が崩れた形で伝わるのはそれはそれでイヤなので、デバイスiPad/Macに絞る、という考え方が好きなんです。そういう文脈で、僕はアップルが「iPhoneを切る、というおそらく簡単ではなかった決断」を下した勇気を評価しています。


群雛向けにオルカを改稿するのは面白かったです。もともと横書きの原稿を「どうすればUXを損なわずに、いろんなRSに対応できるか」を考えながら改稿する作業は、頭の使いがいがありました。編集の方々の示唆で、自分が半ば無意識にシュリンクしていたことが明らかになったり、とても有意義で面白い経験をしたと思ってます。


ただ、それが「楽しかったか?」と言われると、なんとなく「仕事」してた感があるんですよね(;´∀`)モニョモニョ


(本当に、本当に、残念ながら)電子書籍のプロにはなり損なったので(;´∀`)、まぁアマチュアとして楽しんで電子書籍作りをやりたいと思ってます。


「あいつ楽しそうだなぁ。俺も電子書籍やってみようかな」と思ってもらえたら、多分それは、僕ができる唯一の電子書籍への貢献なんじゃないかと思います。