キンドル本の作り方その1
テキスト主体のキンドル本に関して話していきましょう。マンガや写真集の話は別途。
原稿があるならキンドル本にしましょう。
原稿がないなら他を当たってくれ(・ω・)
さて、キンドル本の原稿のフォーマットはいくつかありますが、間違いないのがEPUBです。他のストアに持って行くのも簡単ですし、シンプルなので本に問題があったときにも修正が(比較的)簡単です。
では、EPUBで作りましょう、となりました。ここで大きな選択をしなければなりません。
すなわち、縦書き/横書きです。
EPUBをwordや一太郎のように直接読み書きできるフリーソフトは現状Sigil一択です。しかし、SigilはEPUB2(=縦書き対応してません)しか生成できないので、自ずと縦書きをする場合には別の方法を模索することになります。個人的には「絶対に縦書き!」でないのであれば、Sigilをオススメします。
縦書きにしたい!でもお金も(かけたく)ない!という方には、テキストファイルをEPUBにするウェブサービスがあります。
でんでんコンバーター
かんたん電子書籍作成
テキストファイルをサーバーにアップしてEPUBをダウンロードすることができます。つくったEPUBファイルと表紙の画像があれば、もうそれでキンドル本になります。
有料だと一太郎があります。普通に一太郎で編集して、出力形式でEPUBを選択することになります。割と素直でキレイなEPUB出力をするんですが、一太郎玄では「EPUB出力するごとに書籍情報を入力しないといけない」というめんどくささがありました。このへん改善されてるといいんですが、今のバージョンがどうなってるかは不明(;´∀`)
さて、EPUBができました(できたとします)。出版したいですよね? 気持ちはharry! harry! harrry!だと思いますが、ダメです。
二通りのチェックをしなきゃいけません。これをやらないとどうなるか。
「俺のiPhoneがフリーズしたぞ《゚Д゚》ゴラァァァァァァァァァァァァア!!」
「お前の本ダメだから販売禁止な(`・ω・´)」
…ということになります。
実際両方ともやらかしたことがあるので言えますが、こういう「問題のある本」を作るのは簡単です。でも、問題を見つけることも割と簡単です。
つづきます。