Kindleに死角はないのか?

Amazonに勝てるわけないじゃん、ガラパゴスワロス、みたいなニュースが上がった今日この頃ですが、正直そこまで無双かなぁ、という話。
とりあえず、KindleにはPC/Macのリーダーがありません。別に技術的に無理って訳じゃなく、「お手軽に」日本語環境を作ることができないからだといわれてます(PC版KindleIE+JavaScriptでできていて、IEは縦書きが上手く表示できないのでそのまま持ってくることができない説) でもまぁブラウザのソースなんてオープンであるわけで、やろうと思えばできないわけじゃない。なぜやらないのかというと、「そこに予算がないから」としか思えないわけです。KDPする人なら100%使うKindlePreviewerも、Windowsプログラマからすると「なんでそこにインストールするかという理由はわかるが、それプロがやったらいかんやろ」というノリですので、クライアント側のソフトの作りはハッキリ言ってよくない。Amazonが本気こいて人材集めたらこんなことになりようがないので、Amazonがクライアントアプリケーションを軽視していることは明らかです。
PaperWhiteがwifiのデータを忘れたり、新しいKindle HDはフリーズしなくなったって言われたり(汗)まぁ、クライアントサイドには問題を抱えているようです。ここで自分なんかはnanoショックの前のSONYを思い出したりするわけです。ハードはいいけど、ソフトがあまりに問題ありすぎで結局負けたっていう話。


とりあえず安心ぽいからKindleで買ってますが、オールジャパンDRMを組んで横断して使えるようになるならKindleで買うのやめてそっちにする可能性はなくもない(さすがに全部潰れたりはしないだろうし)、ということで、別にAmazonが全ていいかというとそうでもないね、というだけの話でした。