ウルトラワイド液晶(続き)

今日一日、ウルトラワイド液晶使ってみました。

メッチャ後悔した。


なんで繁忙期前に買っておかなかった、俺!


とにかく快適。前の環境も24インチ(くらい)×2(フルHD)だったが、圧倒的に快適さが違う。

なんせウィンドウのサイズ・場所を変更する必要がないんである。


読む画面をWindows+←で左半分に表示して、書く画面をWindows+→で右半分に表示するだけ。
幅が若干足りない所もないではないが、ほぼ誤差。3つのアプリで同時に作業することもあるけれど、そこはALT+TABだけで済むんである(画面半分にキレイに別れてるので)


しかも最大化すればフルHDの1.5倍幅の領域がExcelに割り当てられるわけで、これで某社様の仕様書もさほどストレスなく読める。すごい。


机の上もスッキリだし、これで実機置く場所も確保出来るし、その気になれば前使ってた液晶も足せるしでもういうことない。


10万以下は安かった。

ウルトラワイド液晶

仕事で23-24インチくらいのフルHD液晶を2枚使っていたんだけど、片方が古くて輝度が出ず、右と左で色が違い、GUI作ってる身としては非常にストレスフル。

顧客が提示する仕様がやたらでかいExcelで書かれていて、一覧出来ないのでコレもストレスフル

そうだ、ウルトラワイド液晶買えばいいんじゃね?
34インチなら縦幅減らないし!

ぽtっと危ない、職場PC側が対応してるかどうか確認してなかったぜ。

社内IT部署に聞く。「個人の購入はサポート外です」「ですよねー」

DELLに問い合わせ(E7240という法人向けノート)

「それは法人向けだから窓口違うよ。こっち行って」

「つないで3440×1440という表示がでたら使えます」買わないとわからんじゃないか!

ヨドバシに行ってノートを3440×1440のディスプレイにつながせてもらう。出る。しかしDockを使用するので若干の不安が残る。

「…つうか、家の4Kディスプレイにつないで何事もなく映ったんだからどうにかなるんじゃね?」

ぽち

今日会社に届いたので早速セットアップ(今日は有給)。映る。イエーイ。

顧客仕様を画面に出してみる→それでも全部は入らないが大分改善されたイエーイ。


なお、弊社の人々は「…またバカなことやってる…」という空気が出ていたことをお伝えすると共に、箱が折りたたみ自転車ぐらいの大きさであったことをお伝えして了。

PNG画像を組み合わせて画像を吐き出す

仕事で「画像ファイルは提供します。組み合わせはそっちで作ってください」と言うことになり、PNGファイルを組み合わせた画像を大量に作る作業が発生したので、C#でちゃらっと書いてみました。(仕事の方だと組み合わせの数が跳ね上がるので、一部関数にする可能性大ですが、参考にはなろうという意味で置いておきます)
サンプルコードを見てみてはじめ意味がわからなかったんですが、GraphicsオブジェクトがBitmapオブジェクトに書き込みやってるんですね。
(リファクタリングしました。まだ読みにくいなぁ)

using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Drawing;
using System.Drawing.Imaging;
using System.IO;
using System.Linq;
namespace PicLay
{
    class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            var pics = new List<string> {
                    @"E:\temp\PicLaySample\01.png",     //画像1〜3
                    @"E:\temp\PicLaySample\02.png",
                    @"E:\temp\PicLaySample\03.png",
                    @"E:\temp\PicLaySample\04.png",
                    @"E:\temp\PicLaySample\base.png"     //背景画像
            };

            var inPicNum = pics.Count-1;
            var picNum = Math.Pow(2, inPicNum);

            for(var i=1;i< picNum; i++)    //iは出力ファイル名。各ビットの1に対してPNGを合成する。
            {
                using (var resultPic = new Bitmap(pics.Last())) //背景画像作成
                {
                    var g = Graphics.FromImage(resultPic);
                    for (var j = 0; j < inPicNum; j++)          //各画像の書き込みチェック
                    {

                        if ((i & (int)(Math.Pow(2,j))) != 0)                  //対象が書き込み画像であれば
                        {
                            using (var addPic = new Bitmap(pics[j]))
                            {
                                g.DrawImage(addPic, 0, 0, addPic.Width, addPic.Height);
                            }
                        }
                    }
                    //書き出し
                    var fileName = i.ToString("D3") + ".png";
                    var targetName = @"E:\temp\PicLaySample\test" + Path.DirectorySeparatorChar + fileName;
                    resultPic.Save(targetName, ImageFormat.Png);
                }
            }
        }
    }
}

それは、昼休み。弁当を食い終わって、ぼんやりツイッターを眺める。普段は200ぐらいの未読が500になっていた。なんかあった?
『ちーちゃんミニライブ@那古野 キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!』
『CMタイアップ、サッカーの前座』
『グッズとかあるんか!?」
『不明』

那古野!?

生のちーちゃんを見たことは1回しかない。関東に住んでればライブとか行けるんだろうけど、那古野からライブハウスなんて中学生に行けるわけがない。YouTubeが唯一の接点だ。(余談だが、ちーちゃんにはまだそんなに仕事がない)
が、那古野といえば「ここ」だ。行ける、行きたい、行かなきゃ。


…って、サッカー? チケットどうやって手に入れるんだ?
ツイートを読み進める。きっと答えがあるはず。


『ゴール裏の前?でやるらしいけど、ゴール裏は年間チケット分で終わりらしい』
『マジかよー でもサッカー怖い感じだしなぁ』


TLがみるみるしょんぼりしてくる。
普通の方法じゃ手に入れられないだろうし…
なんか、ツテがあれば…
力が抜ける。机に突っ伏す。
焦点がぼけた目の向こう側で、エナがゲラゲラ笑っていた。クラスのなかだとやたら楽しそうなんだよな、こいつ… つうか家が隣で学校でも隣ってどういう…

…そうだ、その手があるじゃん!
ガシャと音を立てて立ち上がる。エナと仲間がキョトンとした顔でこっちを見る。
「つきあって!」
会話に唐突に割り込んだ俺。やたらスナップのきいた平手打ちが飛んできた。


放課後、当然のごとく職員室に呼び出され、何故か俺まで叱られた。
「あやまんないからね」
教室へ戻る渡り廊下、エナがこっちを見ずに言う。
「別に謝ってもらう必要ねーよ。悪いの俺だし」
「わかってんだ」
「ちょっとはしょりすぎた」
「そ、ムードなさ過ぎ」
「あぁ、それ、誤解」
返事が、ない。振り返るとエナが肩を震わせている。
「…どう…いう…ことだー!!」
モモ裏を狙った回し蹴りが空を切る。見切った!、とにやけた鼻先を上履きの上段足刀がかすめる。よろけて、尻餅。ギャル子の残心の拳が俺を睨んでいる。
「…パンツ見えるぞ」
「見せパンに決まってるだろうが、このムッツリ」


「…そういうことか…」
エナがココロノソコカラバカバカシイという顔をした。
「わりぃ、チケット一枚、どうにかなんねぇ?」
オタクめんどくせえなぁ、とエナがぼそっと言った。カバンの中からデコデコのスマホを取り出す(機種がわからないぐらいデコられてる)
「…あ、にぃにぃ?」
にぃにぃ? なんかオクターブ上がってませんか?
「うん、で、今度のゴール裏、あまりってないかなぁ。知り合いが行きたいって言ってるんだけど、無理ならいいから」
いや、そこは無理してくださいよ。ていうか、メッチャくねくねしてるんだけどこの人。
「…ん、わかった。そいつは私が連れてくから現地で…うん、ごめんね、無理言って」
スッとタップして電話を切るエナが、天使に見えた。
「さて、何してもらおうかな〜」
俺に向き直ったエナが悪魔に見えた。

「?」
事務所の予定表に、知らない予定が書き込まれていた。デスクでパソコンしていたプロデューサーと目があう。
「そこ、大丈夫か?」
「はい。でも、なんですか? スタジアムって」
那古野スタジアムとある。那古野は東京から新幹線で2時間ぐらい? 行ったことがない。
「新曲、クルマのCMに使われることが決まったんだ。おめでとう」
プロデューサーがにっこりと笑う、それからゆっくりと怪訝な表情に変わる。
「…いえ、それとスタジアムっていうのがつながらなくて」
あぁ、と、プロデューサーが立ち上がって腕組みをした。
「そのクルマのプロモーションだよ。自動車会社が持っているプロチームの試合でイベントをやるんだ。前座といえばそうなんだけど…あの曲を歌わせてもらうことにした。どうだ?」
「歌が…歌えるのなら」
「そういうと思った」
プロデューサーが屈託無く微笑む。私は、この人の笑顔が少し苦手だ。でも、歌が、歌えるのなら。

ドアを後ろ手に締めながら、父さんのお古の5s(格安SIMが入ってる)をフリックしてちーちゃんの曲をイヤホンに流す。なんか学校行きたくないな、という気持ちを、ちーちゃんの前向きな歌声が後押ししてくれる。エレベーターはすぐに来て、1、閉をつつく。閉まりかけたドアがガシャンと鳴った。黒のハイソックスに包まれた脚がドアの挟み込み検知スイッチを蹴り飛ばしていた。
「気が付いてたのに閉めたろ」
「…知らねーよ」
聞こえないふりををして、聞こえないように言い返す。

仲良くしてあげてね、今も美人なエナのお母さんはそう言って俺の肩にポンと手を置いた。エナが隣に引っ越してきたときだから、小学校4年のとき。それ以来、中学2年の今に至るまで、なぜか同じクラスの腐れ縁だ。はじめのうちは一緒に空手の道場に通ったり、仲良くしてた気がするけど、エナの身長が伸びて、それから俺の身長も伸びて、いつの間にか壁が出来た気がする。

エナはクラスの人気者で、隣の席の俺は負け組とまでは行かないまでも、勉強以外にはさして取り柄のないどこにでもいる中学2年の2年生だ。